文化祭で使える! 教室や狭い場所での公演

 文化祭ネタです。

 縦に長い教室などで教壇側に向かって舞台を作る方法が多く取られると思います。

 しかし、それだとどうしても横幅が狭く窮屈になってしまいがちです。

 そこで思い切って教室を横長に使って舞台を長くしましょう。

 

 ↓は公民館のレストランを使った例ですが、パーティションには農業シート(出来れば不織布が良かったです)、リノリウム(滑り止めのシートみたいなもの。別になくてもいい)が敷いてあります。

 縦長半分舞台、縦長半分客席といった感じです。

 

 明かりは工事用の明かりをドラムリールにつないであります。

 ライトの明かりは熱いので丈夫にあてて反射させています。

 暗幕等があれば舞台後ろの窓を塞ぐのも用意ですが、なければ黒く塗ったダンボールや新聞紙(重ねが必要かも)でも代用可能です。

 

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舞台1

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舞台2

 舞台後方には1mほどの通路があります。

 教室ならば前方を役者、関係者専用の出入り口にし、後方をお客さん用に分けます。

 

 この方式であれば役者の動きの制限が以前よりも軽減されるのでダイナミックな舞台になります。

 

 しかし、どうしても縦長の狭い舞台しか使えない。ということであれば、奥行きを使いましょう。

 思い切って舞台を1~2メートルほど前に広げます。後方には段(30センチでも世界は変わります)を設置し高さを出しましょう。その際、段が崩壊しないように補強をしましょう。

 

 しかし、現在は新型コロナの中でいろいろな感染予防策を取らなければいけないわけですね。お客さんを入れての公演が難しい。となれば逆転の発想で舞台を二箇所三箇所に設置してしまうというのもありでしょう。

 

 教室前方にモノローグ専用。

 教室横側を拾いでのバトルやダンス専用。

 教室後方をセット付き舞台。

 

 などとして撮影するカメラをブンブン振り回せばかなり面白いことが出来るのではないかなと思います。

 

 それでは今回はこんなところで。良き公演を!